伊藤若冲好きは必見!京都の相国寺承天閣美術館にて「若冲と近世絵画展」がスタート!

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「ライジング若冲」でも話題となった伊藤若冲と大典顕常、円山応挙に関する特別展「若冲と近世絵画展」が京都にてスタートしました。
2021年正月、NHKドラマで初となるBLドラマ「ライジング若冲」が放映されました。
当時はNHKでBL(ボーイズラブ)ドラマが放映されるとのことで、とても話題になったようです。
NHKドラマ「ライジング若冲」とは

内容は、江戸時代に京都で活躍した町絵師で中村七之助(なかむらしちのすけ)さん演じる伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と、京都相国寺の美しすぎる禅僧で永山瑛太(ながやまえいた)さん演じる大典顕常(だいてんけんじょう)が若冲の代表作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」をトピックスにおりなす、波瀾万丈の制作物語。
ほかに中川大志(なかがわたいし)さん演じる円山応挙(まるやまおうきょ)や、大東駿介(だいとうしゅんすけ)さん演じる池大雅(いけのたいが)など、京都を代表する絵師たちが登場します。
「若冲と近世絵画」とは
今回、相国寺で行われる特別展「若冲と近世絵画」では、伊藤若冲をはじめ、大典顕常を一文を添えた掛け軸や、円山応挙、池大雅の作品が展示される、まさに”ライジング若冲展”!!
これはライジング若冲ファンなら見るしかないです!!
若冲と近世絵画の基本情報
- 場所:相国寺承天閣美術館 〒602-0898 京都府京都市上京区相国寺門前町701
- 問い合わせ先:075-241-0423
- 開館時間:10時~17時(16時30分まで受け付け)
- 開催期間: Ⅰ期 2021年4月29日(木・祝)~7月25日(日) / Ⅱ期 2021年8月1日(日)~10月24日(日)※I期の4月29日(木・祝)から5月11日(火)までは新型コロナウイルス感染症予防のため休止
- 拝観料:一般 800円、65歳以上・大学生 600円、中高生 300円、小学生 200円
「若冲と近世絵画」の作品紹介「虎図」

京都・正伝寺(しょうでんじ)に伝わる《猛虎図(もうこず)》を手本にして描かれたとして知られる傑作で、前脚を舐める虎の姿がどことなくユーモラスな印象を与えます。

煎茶道大阪教室の講師でありブログ記事の執筆者。
大学卒業後、500年続く京都の老舗和菓子屋に勤めるかたわら、煎茶道教授資格を取得。
煎茶道歴は11年以上、大阪の陶磁器・骨董店「笹船屋」にて茶会や煎茶道教室を主催。
専門や地方の工芸品、焼き物・陶磁器、民芸品、和菓子、民俗学。