福井県の越前焼とは?特徴や歴史、由来などまとめました

焼き物・陶磁器の急須の注ぎ口
福井県の焼き物「越前焼」

福井県の焼き物である「越前焼」の歴史や特徴とは

こちらの記事では、福井県の焼き物である「越前焼(えちぜんやき)」について、その歴史や特徴、由来・語源など、現地訪問レポートなどを含めてご紹介します。

記事の執筆者は煎茶道教室講師の翼仙で、約8分ほど読める内容となっております。

越前焼とは

越前焼(えちぜんやき)とは、福井県丹生郡越前町エリアでおもに生産されている陶器(とうき)です。古くから陶器が生産されている歴史的地域に称される日本六古窯(にほんろっこよう)の1つであり、その歴史は古く、いまから1000年以上前の平安時代の焼窯が200基以上見つかっています。

越前焼は主に壺・甕・すり鉢の3器種を中心とした生活雑器として生産され、経筒・骨壺などの宗教的用途としても生産されていました。

越前焼の特徴

越前焼の特徴は、釉薬を使わない「焼き締め」です。

越前焼に使われる土には鉄分や粘土と共にアルミナやシリカを多く含んでいることから高い温度で焼いても割れずに硬質の器となり、焼き締め技法に最適な原材料でした。

また表面が赤黒・赤褐色の焼き上がりとなり、土が焼き締められ表面が赤黒・赤褐色の焼き上がりとなり、いわゆる味のある焼き物となりました。

越前焼の由来・語源とは?

越前焼の由来・語源は、越前市にゆかりのある水野九右衛門、小山冨士夫、北野七左衛門らが命名した名称になります。越前焼の定義は、福井県丹生郡越前町の宮崎地区、織田地区で、地元の土を使って作った陶磁器であるため、地名からとられました。

福井県で越前焼を楽しめるスポット

福井県で越前焼を買って、作って、鑑賞して楽しめるスポットをご紹介します。

越前焼体験ができる「福井県陶芸館」

日本遺産にも登録された日本六古窯の1つである越前焼の歴史や作品の展示や解説がおこなわれている「資料館」、越前焼の土で作る「陶芸教室」(とうげいきょうしつ)、越前焼の抹茶茶碗(まっちゃわん)で茶を味わう「茶苑」の3施設からなる体験型ミュージアムです。

資料館には平安時代末期から現代までの越前焼や、福井県出身で「陶彫の父」と称される沼田一雅の作品などを展示しています。

館内では、越前焼の展示や販売にくわえて行われている、”陶芸手ひねり体験”や”絵付け体験”は、子供から大人まで楽しめるコンテンツです。

ぜひ休日に勉強がてら遊びに行ってみてくださいね♬

ーーーー基本情報ーーーー

  • 住所:〒916-0273 福井県丹生郡越前町小曽原120-61
  • 問い合わせ先:TEL/0778-32-2174 FAX/0778-32-2279
  • 営業時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
  • 駐車場:駐車場は越前陶芸村総合駐車場をご利用下さい(収容台数:250台)
  • アクセス:JR武生駅より福鉄バス(武生・越前海岸線)「かれい崎行」「陶芸村口」下車

越前市でもっと見たくなったらここ「越前焼の館」

「越前焼の館」は、越前焼工業協同組合が運営する窯元直営の越前焼の販売店です。

窯元の商品や作品を一堂に展示即売しており、職人お手作り作品を一気に見ることができます。ゆったりとしたスペースには伝統的な自然釉の壷や花瓶などをはじめ日常的に使われる皿や鉢、さらに現代的な商品まで豊富に取り揃えられています。

越前焼好きにはたまらないスポットです。

越前焼の館の詳細情報はこちらです。

  • 所在地: 〒916-0273 福井県丹生郡越前町小曽原5−33
  • 営業時間:9時~17時
  • 問い合わせ:0778-32-2199
  • 入館料:無料
  • アクセス:公共交通機関の場合:JR武生駅下車、福鉄バス越前海岸線かれい崎行乗車約25分陶芸村口下車後徒歩10分、車の場合:北陸自動車道武生I.Cから約30分
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