ほうじ茶とは?
ほうじ茶とは?
ほうじ茶とは、日本茶の一種で、煎茶や玉露、またはかりがね茶を高温の火で炙り、焦げの香りづけをしたお茶のことを言います。
もともとは、安価な茶葉からつくられていたため、家庭で日常に飲むお茶として流通していましたが、香りがよく、渋みが少なく飲みやすいため、食事時や喫茶店で提供される定番の日本茶になっています。
ほうじ茶の特徴とは?
ほうじ茶の特徴は、炒って焦げた見た目と香ばしい香り、またカフェインレスで飲みやすい点にあります。ほうじ茶は茶葉をホーローで焙じる焦げを付着させて香りを出します。また焙じることでカフェインが少なくなるので、刺激が弱く、胃にもやさしいお茶なんです。
ほうじ茶の種類とは?
ほうじ茶の種類は数十種類に及びます。焙煎の時間で、上品で軽やかな味と香り「浅煎りほうじ茶」やしっかりとした味わい「深煎りほうじ茶」を作れますし、使用する茶葉で「煎茶ほうじ茶」や「玉露ほうじ茶」も出来上がります。
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煎茶道大阪教室の講師でありブログ記事の執筆者。
大学卒業後、500年続く京都の老舗和菓子屋に勤めるかたわら、煎茶道教授資格を取得。
煎茶道歴は11年以上、大阪の陶磁器・骨董店「笹船屋」にて茶会や煎茶道教室を主催。
専門や地方の工芸品、焼き物・陶磁器、民芸品、和菓子、民俗学。