碁石茶とは?特徴や歴史、由来を解説

碁石茶とは

高知県の碁石茶とは?

碁石茶とは、高知県長岡郡大豊町を中心に生産されている、日本茶の中では珍しい完全発酵茶です。大豊町は四国の中央部にあり、吉野川流域に町が発展してきました。山間に流れる吉野川からは霧が生まれ、日照時間も多く、茶の生育に適した好条件の土地です。

碁石茶の由来は?

碁石茶の由来は、天日乾燥をする際に、碁石茶がムシロの上に並べられる様子が、碁盤の上に置かれる碁石のようであることから、その名が付いたと言われています。

碁石茶の特徴は?

碁石茶の特徴は、発酵茶ならではの甘酸っぱい香りと、タンニンが少ないためあっさりとしたコクがある点です。

碁石茶の歴史とは?

碁石茶の歴史は長く、平安時代にさかのぼると言われています。茶の文化は、遣唐使が中国での修行から戻ってきた際に伝わったと言われています。遣唐使が中国から日本に戻る際には、対馬と壱岐島を経由して現在の福岡県あたりに着きます。そこから瀬戸内海に入って大阪湾へと向かいますが、その際に四国に立ち寄った際に茶の文化が伝来したものと考えられています。

また碁石茶の製造方法が、中国雲南省西南部の無塩漬物茶 「酸茶(さんちゃ)」に似ている言われています。酸茶とは、茶葉を摘んだ後に、カビ発酵を実施し、桶に漬け込み、乾燥させて完成する発酵茶です。微生物発酵茶は、日本においては徳島県の阿波晩茶と高知県の碁石茶が有名で、特に碁石茶と製法が同じことから、碁石茶は酸茶の製法が伝わったものと考えられています。

分類上,後発酵茶に属する嫌気的微生物発酵茶は日本では徳島県相生町・上勝町で作られる阿波晩茶,高知県大豊町および愛媛県小松町石鎚で作られる碁石茶系の二系統の茶が知られている。

日本家政学会誌  Vol.49  No.8  907~915  (1998) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej1987/49/8/49_8_907/_pdf

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