大和茶とは?奈良県のお茶でお土産にも最適
大和茶とは
大和茶とは、奈良県で栽培される緑茶の名称です。おもに奈良県中部エリアにある月ヶ瀬が田原で生産されています。
大和茶の歴史
大和茶の歴史は古く、今から1000年以上前の平安時代にさかのぼります。中国・唐で修行をした弘法大師空海が日本に戻ってきた折、お茶の種子も携えて帰ってきました。奈良県宇陀市にある佛隆寺に種をまき、そこから大和平野全域で栽培されるようになったと言い伝えられています。
大和茶の味
大和茶の味の特徴は、清々しい味と、心地よい薫りが、お茶を淹れた瞬間に広がるところにあります。盆地でもある奈良は、朝晩の寒暖差のある気候と豊富にある清流は、お茶の生育に最適で、味や香りの凝縮された美味しいお茶が生産されます。
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煎茶道大阪教室の講師でありブログ記事の執筆者。
大学卒業後、500年続く京都の老舗和菓子屋に勤めるかたわら、煎茶道教授資格を取得。
煎茶道歴は11年以上、大阪の陶磁器・骨董店「笹船屋」にて茶会や煎茶道教室を主催。
専門や地方の工芸品、焼き物・陶磁器、民芸品、和菓子、民俗学。