羊羹とは?なぜ「ひつじ」、歴史や練羊羹・水羊羹・蒸羊羹の違いを解説

羊羹といえば、贈答品やお土産の品として、茶道の茶会の和菓子としても人気の伝統的な和菓子です。

とても甘いので、抹茶や日本茶と一緒に食べると甘さが調整されてマイルドになります。

なぜ羊羹が、このような漢字で書かれるのか、ご存知でしょうか。

今回は、そもそも羊羹とは何か?なぜ羊が付くのか、歴史や種類を解説します。

執筆者は、元和菓子屋で茶道講師の翼仙です。

羊羹とは

羊羹とは、甘く煮た小豆に寒天を混ぜて固めた和菓子です。

食べたときに歯ごたえがあり、小豆を甘く煮た世界的にも珍しい菓子です。

和菓子について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

羊羹に「ひつじ」が付く理由

羊羹に羊が付く理由は、羊羹の原型が、羊の肉や豆を煮た中国料理にあるためです。

そもそも羊羹は、1000年以上の歴史をもつため、歴史をさかのぼると、羊が付く理由が分かります。

羊羹の歴史

上述したように、羊羹は元は羊の肉や豆を煮てつくるスープでした。

羊羹の”羹”という漢字は、「あつもの」と読み、スープを意味しています。

その後に、小豆が使われるようになり、仏教と結びつき、肉を使わない精進料理として知られるようになります。

やがて汁気が少なくなり、小麦で固める蒸羊羹が誕生、またそこに寒天と砂糖を入れて作る練羊羹が生まれました。

羊羹の特徴

羊羹の特徴は、保存性の高さです。

製造後にすぐ密閉包装される他、砂糖の含有率が高いためです。

羊羹の種類

羊羹には、水分量や原材料の違いから、練羊羹・水羊羹・蒸羊羹に分けることができます。

また全国各地でつくられたご当地羊羹もあります。

練り羊羹

練り羊羹とは、甘く煮た小豆に寒天を入れて、高温で練ったものを言います。

水羊羹

水羊羹とは、甘く煮た小豆に寒天をいれたつくったもので、練羊羹より水分量が多いことが特徴です。

蒸し羊羹

蒸し羊羹とは、甘く煮た小豆に小麦をいれて、型に入れた後に蒸し固めたものを言います。

滋賀県の丁稚羊羹

丁稚羊羹とは、滋賀県の郷土菓子で、竹の皮で蒸羊羹を包んだものを言います。

参考:丁稚羊羹 滋賀県 | うちの郷土料理:農林水産省  

羊羹の口コミや評価

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