煎茶道の流派について

京都の宇治にある、黄檗山萬福寺(おうばくさんまんぷくじ)の茶礼(されい:禅宗における飲茶の礼法)から発展した、美しいお手前を、売茶翁の志とともに受け継ぐ煎茶道の流派です。

お稽古の内容は、五碗(ごわん)を並べた玉露と煎茶の形稽古(かたげいこ※)が中心ですが、大振りの茶碗を使った一碗手前「平成手前(へいせいでまえ)」を独自に考案し、取り組んでいます。

※芸道・武道・武術等における形を磨く為の稽古のこと。

また平成の幕開けとともに従来の正座での作法を取り止め、テーブルとイスのお手前である立礼式(りゅうれいしき)を基本としています。

滋賀県大津市にある国宝・日吉大社西本宮での献茶式の様子

京都府宇治市にあ国宝・黄檗山萬福寺における献茶式の様子

煎茶歴について

私は2010年に、先代家元出会い、そこから弟子入りをしました。

その後就職にあたり上京し、現家元のもとでお稽古をはじめ、教授資格をいただきました。

当流では初心者、熟達者を問わず、お茶を淹れる形「お手前」を学びます。

その目的は、本来十人十色であるはずの「美意識」を共有することにあり、お手前を繰り返しお稽古することで更なる深化,或いは時代に応じた発展を目指します。

時間をかけて培った美意識と、それを伴った振る舞いは、日常見慣れた景色に変化をもたらせ、あらゆる事柄を昇華させる力があると信じています。

黄檗売茶流三世家元 通仙庵孝典

煎茶道黄檗売茶流公式ホームページより引用:ホームページはこちら