火箸(ひばし)

 炭手前(すみでまえ)の際、もしくはお手前の最中に、炭の配置や種火を調整するために使用します。長さは一般家庭でかつて使われていたものより短く20センチぐらいで、素材は銅などの金属で出来ています。中には、飾火箸(かざりひばし) という真鍮・南鐐・鉄などの素材のものがあります。花鳥や宝珠などの細工が頭に付いています。火箸の柄の部分には、松ぼっくり(※)などミニチュアが付けであることが多く、凝ったデザインが楽しめます。
※松ぼっくりは着火剤としてよく用いられるため、それにちなみ、意匠として残されています。