煎茶道 東叡山翼仙教室の特徴「テーブル煎茶道」

煎茶道 黄檗売茶流の最大の特徴は、立礼式(りゅうれいしき)で行うお手前です。

立礼とは、テーブルとイスでお手前を行う作法のことです。

煎茶道黄檗売茶流は煎茶の流派のなかで唯一、立礼が正式の流派です。

なので正座はいたしませんし、もちろんお茶会では、お客様もテーブルとイスでお茶を愉しんでいただいています。

京都宇治にある国宝・黄檗山萬福寺の茶会

なぜ「テーブル煎茶道」しかしないのか

煎茶道 黄檗売茶流の考えの1つに「交流なき文化は枯渇(こかつ)する」というものがあります。

日本国内には、老若男女(ろうにゃくなんにょ)さまざまな考え方を持っており、それぞれが多様な美意識をもっています。

さらに現代では、グローバル化やオンライン化がすすみ、日本国内だけではなく、世界中の沢山の文化が、国境を越えずとも共有できる時代となりました。

当流では、「美意識を高め、美意識にしたがう」というビジョンのもと、さまざまな文化と交流することにより、それぞれがもつ美意識を高め合えると考えております。

その中で”正座”というのは、日本独特の文化であり、時にはそれが壁となって、他文化との交流を断つ壁となってしまいます。

日本でもライフスタイルの変化によって和室がなくなり、正座をするより、テーブルとイスで生活をすることが主流となりました。

テーブル煎茶道を良い面でみると、足腰に不安がある方も、”正座が苦手”というイメージがある人や年齢国籍問わず誰でも一緒にお茶を楽しむことができます。

東京オリンピック/パラリンピックに向けて、日本を訪れる外国人の方々にも、ぜひイスに腰掛け、テーブルにお茶碗とおいていただき、リラックスした雰囲気で日本の「お茶文化」を楽しんで頂きたいと願っています。

本流の立礼の作法は美しい所作で、姿勢も良くなり手の動きなど細かなところにも心をくばります。

ぜひ一度、ご覧いただけますと幸いです。

煎茶道東叡山翼仙|大阪上本町教室「笹船屋」の様子。
煎茶道東叡山翼仙|大阪上本町教室「笹船屋」の様子。