茶具褥(さぐじょく、ちゃぐじょく)、茶具敷(ちゃぐじき)、煎茶の敷物(しきもの)、褥(じょく)

褥(ジョク、しとね)とは、古代のやわらかい敷物(しきもの)の呼称です。流派によってさまざまな呼び方があります。煎茶道の茶席において、手前座(てまえざ)の下に敷くことにより、直接お道具を畳に置くことを防ぎ、かつ畳が傷つかないようにする役割があります。大きさはさまざまで、これも流派によって変わってきますが、横は畳(たたみ)の幅よりやや短かく、縦横60センチ以上のものがほとんどです。素材は木綿(もめん)・麻(あさ)などいろいろあり、色もインディゴブルーやグレー、裂(きれ)のような金糸(きんし)を用いた柄物(がらもの)があり、自分の好みの色を選べます。お道具との色合いを調整しながら、その時々で変えていきます。流派によって名称がことなるため、茶具褥(さぐじょく、ちゃぐじょく)以外にも、茶具敷(ちゃぐじき)、煎茶の敷物(しきもの)、褥(じょく)と呼ばれることがあります。

煎茶道東叡山翼仙教室のお道具「茶具褥(ちゃぐじょく)」

上記の画像は、金糸を用いて、大きな花や蔦(つた)、瑞雲(ずいうん)を表しています。

煎茶道具「茶具褥(ちゃぐじょく)」