五感で楽しむ。

よく茶道とは五感の総合芸術だと言われます。五感とは、見る、聞く、味わう、感じる、香る、という人間の持つ感性の事です。煎茶道は、茶会や茶室といった空間の中に、五感を刺激する様々な仕掛けを施します。美しい装飾が施された茶道具をはじめ、お花やお香、お庭や掛け軸、和菓子を食べながらの亭主のお話、静粛な空間でふと耳に入る自然の音やお湯の湧く音。そしてやがては自分でその空間をプロデュースします。

人間の感性は五感から入ってきた情報をインプットし、それを表現していく(アウトプット)ことによって成長していきます。
つまり煎茶道というのは、自分の感性をフル活用して表現する、自分の美意識を一段と成長させる事ができる伝統文化です。
翼仙教室では、五感を活用することを意識し、自らの感性を成長させることを目的としたお稽古を行います。

煎茶道の茶会の様子。
煎茶道の茶会の様子

地方文化と伝統工芸を楽しむ。

煎茶道翼仙教室では、使用するお道具や茶葉、和菓子など、地方の伝統工芸品や和菓子を多く使います。
私は宮城県の出身で、いわゆる田舎で育ちました。地元では鳴子コケシや漆器、シノ竹細工などが有名で、地方に根付いた伝統工芸品が幼い頃から身近にありました。その地域の文化が形となった美しく、奥が深い地方文化に魅せられ、今では国内旅行をするたびに、民芸品や工芸品を買い付けています。


煎茶道では、お手前で使用するお道具で、これじゃなきゃいけないという物が少なく、「見立て」で用いることが多くあります。なので翼仙教室では、普段の煎茶道のお席では見ることのない、珍しいお道具を見る事がよくあるかもしれせん。

東北地方の伝統工芸品こけし
東北地方の伝統工芸品こけし

日本茶を楽しむ。

煎茶道で最も重要になってくるのが茶葉です。人間の感性で最も繊細なので味覚です。お客様に味わっていただくお茶は、美味しいものでなければいけません。


日本茶と一言でいっても、生産地や製法は常に進化し、それぞれの地域や茶園や生産者によりこだわりがあります。日本茶の種類はすでに数百種以上あり、また近年では、好みの味を作るために、茶葉を自分でブレンドする「合組ワークショップ」なども開催されています。


翼仙教室では、茶文化や煎茶道が大切にしている志を受け継ぎ、様々な茶葉を使用します。鹿児島県の知覧茶かもしれませんし、翌月は宮城県の伊達茶を使用することもあります。日本茶を楽しむ、人生を楽しむサードプレイスだと思って翼仙教室にいらしてください。